東広島市で、陸屋根の天井から鉄筋が剝き出して、天井が落ちてくるのではと
ご心配されご相談のご連絡があったお客様の現地調査にお伺いしました。

普段は、別に暮らされている息子さんからのご連絡で始まりました。
陸屋根は平らな屋根なので、そのことが原因で雨漏りになり、天井が大変な事になっているのではないか
とご心配な様子でした。

陸屋根が原因になっているのか、これより現地調査の様子をご紹介していきます。

東広島市　陸屋根の天井・現地調査の様子について

実は、東広島市のお客様から最初のご連絡を頂いた時

”屋根の上に、屋根を作ることはできるでしょうか”⁇と分からないご相談を頂いたのが始まりでした。
お電話でお話を聞いても、なんとなく分かったような感じでしたので、現地調査をさせて欲しいと
お願いしました。

そこで調査をさせて頂いた際に、
「平らな屋根/陸屋根から劣化して、雨漏りしているんでしょうか」そんな疑問をして頂き、ようやく
不安に思われていることがわかりました！。

年数が経って（屋根が）崩れるかもしれないとの事でしたので、ドローン飛ばして
一緒に屋根の状態を見て頂きました。
ただ、大きな劣化状況が見て取れるようではなかったので、

今度は陸屋根に上がって、現地調査を進める事にしました。

陸屋根に上がって、調査開始

陸屋根に上がってみると、

お客様に最初に聞き取りをしていた通り、屋根の上にはお客様がDIYをされた
モルタル左官工事と塗装工事を行った跡がありました。
それは屋根の端部を、上の左写真のように
盛土のように屋根面より少し高くすることで、水切りの役割としたもので、特に問題はありませんでした。

屋根全体としては、亀裂等はありませんでしたが、約50年近く経っているとの事でしたので、
その当時、屋根面の下に防水層があるかも不明ですし、表面に塗装をした様子もありませんでした。

また、屋根面に溜まった雨水を排水するドレン状の場所では、コンクリートと竪樋の間に隙間があり、
ここから漏れていてもおかしくない状況でした。
ただ、この場所は外壁の外側になるので、部屋内に雨漏りする原因には、ならないだろうと感じました。

そこで、より詳しく調査をする為、室内調査をすることにしました。

室内に入って、天井確認

母屋（生活の拠点になる住居）と違い、離れは物置にしているお客様が多いと思うのですが、
こちらの東広島市のお客様も2階建てのどちらの階層も物置にして、生活している場ではありませんでした。

目的の場所には、少し急な階段をあがるのですが、
階段を上がると、天井から落ちたコンクリートの破片がすぐに目に入ってきました。

ライトを付けて、天井を見上げると

コンクリートの表面が剝がれて、その中から錆びた鉄筋が剝き出しになってぶら下がっているのが見えました。
天井の2/3ほどはコンクリートが剝がれた様子になっており、

打音検査をしてみると、剝がれていなくても音が軽い場所もあり、すぐにでも落ちてきそうな様子でした。

階段下からの見上げると

一通り調査を終えて、階段を降りて見上げると、コンクリートが剝がれた天井との高さに改めて驚き、
これは、正直足場を組まないと何もできないと感じました。

東広島市のお客様には、
　●陸屋根からの雨漏りの可能性は少ない
　●屋根からではないが、鉄筋が水分を含んで
　「爆裂」状態になった為、コンクリートが剝がれた
以上の状況を説明した上で、屋根の上に屋根を作ることは、こちらの建物に関しては
色々と制約があり難しいとした上で、
こちらの建物をどこまで維持させたいかについて色々とお話をさせて頂きました。
結果、屋根の工事は行わず、天井の工場を行う事になりました。

その様子は次回、ご紹介したいと思います。

屋根だけでなく、天井工事もお任せください。

今回は、屋根の工事は、今後のリフォーム工事の予定も踏まえて、あえて行わない事になりました。
その代わりに天井をこれより劣化が進まないように、特殊な工事を行う事にしました。

このように、屋根とは違って倉庫のコンクリート天井の補修工事を街の屋根屋さん広島呉店では行っております。
「コンクリートが落ちてきそうな怖い」「鉄筋が剝き出しで嫌だ」といった、今回のようにお困りの方が
いらっしゃれば、先ずはご相談ください。
皆さんの不安を安心に変えるお手伝いをさせて頂きます。

ご相談・現地調査による点検・お見積りは無料です。お気軽にご相談ください。
ここまでやります、お住まいの無料点検