呉市 空きプレハブ店舗の折半屋根から雨漏り。原因を調査し、無料見積り！
2024.02.19
呉市のみなさん、こんにちは！街の屋根やさん広島呉店です。今回は、呉市の空き店舗のオーナー様より今は使用していないがプレハブ小屋が気が付いたら雨漏りしていたようなので、一度見に来て欲しいとご相談頂きました。プレハブは、予め工場で部材を製造して、現場でパネル状の壁を組み立てていく建築…
東広島市 ２階ベランダ・FRP防水工事！１階出窓の雨漏りを解消します
東広島市のお客様から
「和室の出窓から雨漏りして困っている」とお問い合わせがありました。
お話を伺うと、実は数年に渡って雨漏り問題に悩まされており、
それも毎回ではない様子でした。
お客様自身も色々と雨漏り対策をなされたようですが、
どうにもならない結果お問い合わせを頂きました。
広島県 屋根補修工事,防水工事,雪害,台風,陸屋根
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 屋根補修工事,防水工事,雪害,台風,陸屋根
- 施工期間
- 約３日
- 使用材料
- 日本特殊塗料㈱・タフシール断熱材（FRP）、タフシール希釈剤、NTウレタンシンナー、タフシールトップ
- 保証年数
- １０年（※トップコートは５年）
- 工事費用
- 約340，000（税込み）
今回は、１階和室にある”出窓”に ここ数年雨漏りがして、
お客さまでも試行錯誤して対策を行っても雨漏りが止まらないので
何とかして欲しいとお困りのご連絡を頂きました。
出窓というと、壁から突出した窓の事を指しますが、
外観上はアクセントがついて華やかなイメージがあり、部屋内としては空間が広がりインテリアとしても有効活用できる反面、外壁から出ている為に強風による風切り音や冬場の冷気による結露が発生するデメリットがあるので注意しなければなりません。
では、今回は出窓に雨漏りの原因があるのか、詳しく調査に伺いました。
木枠に和紙を貼り付けたカーテンの役目のように直射日光を和らげる
昔ながらの日本建築の建具があります。
その天井にあたる建具にうっすらと雨漏りのシミ跡がありました。
確かに何かしら雨漏りしている様子でした。
出窓の為、雨漏りしている外側は板金庇（ばんきんひさし）に
なっており、
そちらも調査しましたが、特に問題はありませんでした。
念の為、雨漏り箇所の上になる２階ベランダを調査させて頂きました。
【関連記事】
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一般的に住宅のベランダは『防水工事』と呼ばれるものが多いことで有名です。
東広島市のお客様のベランダはかなり広く、横長に約10M以上もありました。
ただ、気になるのが”床”材にシートのようなものが貼られていましたので、
一見すると何のシートか不明でした。
なので、さらに近くに寄って調査していきました。
のようなもので、数ミリの厚みでしがCFより硬く、
その表面はメッシュ状のモノが見られました。
雨漏り出窓の真上近くのシートの端部は、
手で簡単にめくれるぐらいになっており、
また、別のシートの端部からは水が溢れ（あふれ）
出てくる場所もありました。
これは、そのシートについてと、
シート下・本来のベランダ床材がどのようになっているか
調査する必要があるに感じました。
どうやらお客様のお仕事の関係で、
以前建設工事関係者からビルメンテナンスなどに使用
されている、↑こちらの長尺シートのようなものを分けて貰ったので、
その当時、ベランダ床の補修をかねてＤＩＹで真夏に貼り付けたようでした。
一般住宅のベランダ床には、主に防水工事としてFRP防水工事を行っている事が多く、
恐らくこちらのベランダ床にも、何かしらの防水工事が施されているはずです。
なので、こちらの長尺シートを貼り付けたからといって、
雨漏りしていると判断するのはまだ早いかもしれません。
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その他の雨水の浸入経路がないか調査するために
「散水試験」を東広島市のお客様に説明を行い、実施することになりました。
雨漏りの基本は、まず該当している箇所の上部から確認していきます。
今回は１階和室の出窓なので、その出窓の屋根にあたる庇（ひさし）から
順番に規定の時間、散水していき、その後雨漏りの確認を行い、
状況が変わらなければ、さらに上に散水を行っていきます。
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この場合、予想されたのは板金庇がモルタル壁の中に端部が埋まっており、
毛細管現象で雨水が浸入することがあります。
次に②の見切り板金です。
こちらはどちらかというと２階ベランダに近い場所になります。
予想される浸入パターンとしては、板金裏側に隙間があり、
雨風が強い時に雨水が浸入するケースがあります。
最後に③の２階ベランダです。
こちらは初回訪問時の調査の時点で床材端部がめくれていたりと
かなり雨水が浸入する可能性が高い場所でしたが、
ベランダとしては広いので、予想される大雨のように
散水するには半日以上の時間がかけないと結果が現れないこともあります。
場所を替え、その都度状況を確認した結果、
どれも著しい雨漏りにはなりませんでした。
そこで、お客さまとご相談した結果、
当初の雨水の浸入の可能性が高い
「２階ベランダの既存のシートを剥ぎ、新たにＦＲＰ防水工事」を行う事で
工事を行う事になりました。
ただ、既存のシートを剥いだ際に古い防水床の劣化が予想外であれば、
急きょ下地工事も発生する恐れもある旨を了解して頂き、
２階ベランダのFRP防水工事にとりかかりました。
ガラス繊維などの強化材で補強されたプラスチックで、
一般に強化プラスチックと呼ばれています。
このFRPはプラスチックの中でもとくに耐水性、耐食性に優れ、衝撃にも強い材料です。
簡単にいえば、繊維で強くしたプラスチックで防水層を作る工事をFRP防水工事と呼びます!(^^)!。
【関連記事】
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①下地処理を行い、
②プライマー塗布をして
③ガラスマットを敷き
④樹液を塗りこみ・脱泡して
⑤仕上がりになるトップコートを塗布する
といった、下地から順々に防水層を作っていくものになります。
シートは市販のシーリングで貼り合わせていたようですが、
調査時に端部がめくれていたこともあり、割とすぐにめくることができました。
シートをめくると、古い防水層が現れてきました。
表面が亀の子のようにヒビ割れており、かなり劣化していました。
古い防水層が一部めくれているところもあり、
防水面が剥がれて、木下地もかなり傷んでいるのがわかりました。
お客さまにもご説明して、
傷んだ木下地の上に、新たに木下地を増し貼りすることで、
防水工事を行えるようにしました。
部分的に段差が付く箇所がありますが、
ベランダ全体の中央になるので、排水の問題にはならないと考え
工事を進めました。
それ以外の場所へは、床を均すために工具を用いて
ケレン作業を行い、シンナーでふき取っていきます。
その後、プライマーを塗布していきます。
プライマーは塗装工事でも行われる工程ですが、
この後の防水層を施工する際にしっかりと
接着させる効果がある塗料です
塗装工事同様に、防水工事にはかかせない工程となります。
ガラスマットはシート状になっており、
そのままでは使用できないので、
専用の樹脂を染みこませて防水層を作っていきます。
そして、その際にガラスマットの繊維質の中に隙間があるので、
ローラーを使用して隙間を潰して気泡を抜く作業”脱泡”が必要になります。
防水性は先のガラスマットがその役割なので、
こちらのトップコートは太陽からの紫外線による劣化を防ぐ役目があります。
また、種類によっては防火性に優れたモノ・遮熱性に優れたモノもありますので、
気になる方はご相談ください。
また、トップコートのメンテナンスの目安は５年～といわれておりますが、
環境は状況により一般の方では判断しずらい事もありますので、
その際は、街の屋根やさんの「無料点検」をご利用ください。
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≪広島県東広島市 ２階ベランダ・FRP防水工事≫
●工事費用：約340，000（税込み）
●施工期間：約3日間
今回は、ベランダ下の１階和室の雨漏りが原因でしたが、雨漏り原因だけでなく
●ベランダの床がひび割れて心配？
●ベランダの床が傷んで雨漏りしないだろうか？
そのような心配事があるお客様は一度ご相談ください。
今回のＦＲＰ防水工事だけでなく、
各種防水工事もご相談も承っております。
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