聞きなれない言葉も知ってしまえば安心です~陸屋根編~
家に関する馴染みのない言葉、聞いたことがあるけど意味がよく分かっていない言葉、そんな言葉を拾い出し私たちとより深くつながって頂ける、「知れば安心
」のコーナーです
。
今回は前回にヒントを得て”陸屋根(りくやね)”をご紹介したいと思います。
陸屋根(りくやね)って・・・?
言葉から見て屋根なのか?はたまた、陸という字があるから地面のことなのか・・・。
そうです。ある意味両方正解なんです。
つまり↓
傾斜の無い、平面上の屋根の事。陸とは水平の意味(引用元:Wikipedia)
例えるなら、屋上のような感じですね。
イメージするなら、一般的な三角の屋根のがない、こういう四面体の形をしたお家でしょうか。
これまた都会的な感じのする素敵な感じです
メリットは、
上の写真のように建物の外観がとても現代的で、良い意味で家らしくないところに惹かれる方もいらっしゃるのではないかと思います。また、一般的な屋根がない分、室内空間が従来の家より自由度が増し、天井の高い家などが建てられます。
デメリットは、
傾斜(勾配)が無いため、漏水の恐れが傾斜のある屋根に対して格段に高いという事です。一度、漏水つまり雨漏りしてしまうと傾斜が無い為、部屋のどこに雨漏りするかわかりにくい場合があります。 勿論、水は高いところから低いところへ流れるので、雨漏りした箇所が低い可能性がありますが、それを探すのは至難の業ですね。
陸屋根に限ったことではないですが、特に陸屋根の建物は定期的な点検が必要です。陸屋根が防水工事であれば10年ほどの保証があり、耐久性としてもその後も可能ですが、10年を過ぎたあたりから気にしてみて下さい。
また、屋上に傾斜の屋根を付けている建物もやはり、気を付けた方がよいです。
そもそも、屋根とは、雨風を大事なお家から守る役目があり、人が屋根に上がってメンテナンスをかけなくても済むように傾斜がつけられてるのです。
だって
雨の日でも、自分たちが寝ている時でも、屋根はせっせと降ってきた雨を樋(とい)に流し、その樋もきっちりと配水してくれているのです。
しかし、傾斜がないと水が溜まりやすく、溜まった水がすぐ乾ききれば問題ないのですが、一見平らに見える場所もどこか低いところがあり、溜まった水が藻やコケなどを育成することにもなりかねないのです。
色々書きましたが、何事にもメリット・デメリットはあるものです。それを踏まえて、何が自分たちに必要かを見定めることが大事なことだと思います。
そして、悩んで困った際にはいつでもご相談下さい。皆さん1人1人にあったご提案を、そしてお手伝いをさせて下さい
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