聞きなれない言葉も知ってしまえば安心です~パラペット編~
身近な存在の家、しかし建築という言葉に変わった途端にふだん聞きなれない言葉や聞いたことがあるけど実はよくわかっていない・・・そんな言葉ってありませんか?
実は、私たちも今でこそ沢山の建築言葉を使ってお仕事をさせて頂いておりますが、最初は”
???”とそんな状態になることがありました
。あまり必要でなければ覚えようとしないのが人間なのかもしれませんが、ここでは そんな私たちの仕事で使われる、そして皆さんの周りにあるモノをご紹介しようと思います。
パラペットとは・・
建物の屋上やバルコニーの外周部の先端に設けられた低い立ち上がり部分の壁(引用元:コトバンク)。
これだけ見ても分かりずらいかもしれないので、要は下の写真で説明しますと↓
写真の中に赤線でしるしをしている壁になっているところが”パラペット”なんです。
外からみて「このお家は、三角になった屋根がないなー
」って思ったことないですか。そこは、この写真のように屋上のようにして、防水工事をした陸屋根になっていると思います。
もし、そのままの平べったいままにしておくと雨がふったら傾斜の低い
ところか、恐らく外に向いて雨が流れると思います。そうしたら、その雨を受ける樋(とい)をつけなくてはけないので、せっかくのすっきりした外観が損なわれてしまいます
。そこで壁を立ち上げ、すっきりした形にしたんですね。この名前を聞いた時は、おいしそうな名前だな(それはパン〇コッタ
)、もしくは楽器かな(それはトラン〇ット
)
なんて、人には聞けなかったですが思ったもんです。
昔、戦いがあった西洋の時代で、お城の防御壁を意味するところから このパラペットという言葉がきてるようですから、
日本の昔ながらの屋根から現代建築に変わる頃に多かったんでしょうね。
わからない言葉を調べると なんか色々物知りになったようで、勉強になりますね
。
また、色々と皆さんにもお知らせしたいと思いますので、修理の相談でなくても「これってどんな意味?」って聞いて下さい。私たちも勉強しながら、お答えしたいと思います
。
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