呉市 波形スレートより落下。穴の開いたスレート材の差し替え工事
この記事をご覧頂いている方の中に、工場倉庫などで目にすることのある波形スレート屋根についてお困りの方はいらっしゃいませんか。
波形スレート屋根は、一般住宅屋根とは違い屋根下地が比較的簡素化されています。その為、工場などにはコスト面で採用されやすいのが現状です。しかし、そのような特徴からメンテンスにおいては経験知識が必要とされます
呉市音戸町Y様邸の屋根修繕の現地調査
今回は、呉市にお住まいお客様から
「自宅に隣接している波形スレート屋根を修理中に足を踏み外し、屋根から落ちて怪我をしてしまったので、屋根の修理をお願いしたい」とのご連絡を頂きました。
命にかかわるお怪我ではなかったようですが、お電話頂いた時から翌週までの自宅療養する事になったようです。
まずは、屋根に上がる前に地面から確認させて頂きました。大きく開いた屋根に破損しているスレート材の枚数、下地の鉄骨の状態を確認してから屋根を調査させて貰うようにしました。
Y様はこちらの状態で雨を防ごうとされたようですが、ポリカ波板と波形スレートの隙間から雨が入ってくるので、街の屋根やさん広島呉店にご相談頂きました。
冒頭、お伝えしたように波形スレート屋根は住宅屋根と違って下地がない為に、メンテンス時に屋根に上がる際は非常に危険があります。
Y様も危険を理解し、何度も波形スレート屋根には上がられていたご様子でしたが、不運にもお怪我されました。
改めてではありますが、
一般の方は、決して波形スレート屋根には上がらないで下さい。
一見丈夫そうに見えても、波形スレート屋根は転落事故の多い屋根材です。
波形スレート屋根に関してのリフォーム工事内容について、お知りになりたい方は下記のページをご覧ください。
また、動画にても解説していますので、そちらも是非ご覧ください。
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【アスベスト？】波形スレート屋根の改修
踏みぬいた波形スレート屋根は、工場中に散乱しており、採寸すると壁材用の波形スレート材であることがわかりました。
一般的に、波形スレートは大きく2種類あり、屋根・壁用の「大波」、壁用の「小波」タイプがあります。
本来ならば、屋根には大波タイプを使用するのですが、今回は修繕としての依頼希望なので、既設のタイプにあった
小波スレート材で波形スレート屋根の差し替え工事を行うことで、Y様に了解を得て工事に取り掛かりました。
しかし、10数年経つとボルトやナットは錆びてしまうので、今回は小波スレートとフックボルトも新しくしていきます。
今回は、破損箇所が水下側なので、1段上や破損していない左右の小波スレートに差し込んでいきます。
新しく取り付けた小波スレートは、主成分のセメント色の薄いグレーがかって他と違ってよくわかります。
コーキングには、雨漏り修理工事の様々な場所で使用することがあります。ホームセンターに販売されている1液タイプのものや、専門業者による2液タイプなどもあり、実は簡易的なようで多種多様な建築資材です。
安易にDIYで補修すると、間違った方法により、かえって物事が悪化する恐れがあります。
コーキング補修をするにしても、まずは街の屋根やさんにご相談ください。
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波形スレート屋根は、屋根工事業者でも踏み抜き事故があり、建設業界での「転落・墜落」事故は死亡事故の上位2番目に入る内容です。
安易に、自分で対応できると過信せずに、まずは専門業者にご相談ください。
また、どのような屋根材も定期的に点検することで、無駄な出費を抑えられます。
街の屋根やさん広島呉店では”無料点検”をさせて頂いておりますので、お気軽にお問い合わせください。
⇒「街の屋根やさんの無料点検でお住まい全体の不安も解消！」
ご相談の方法はいくつかありますので、いずれかをご参照ください。
●お電話でのご相談（朝8時半～夕方18時まで）
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