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現場ブログ
安芸郡熊野町 複数の浸水経路による雨漏り。再び調査です
安芸郡熊野町 複数の浸水経路による雨漏り。再び調査です
公開日:2020年06月16日
本日もブログをご覧頂き、ありがとうございます。
前回までの様子はページ下にリンクを貼り付けていますので、そちらも合わせて
是非ご覧下さい。
安芸郡熊野町にて雨漏り工事中のY様邸ですが、以前の雨漏り時より漏っている様子は少なくなったとの事でしたが、
雨天以降に確認の連絡を入れてみると、「まだ少し天井裏に音がしたような気がする」との不安なご様子
でしたので、
再度調査してみる事にしました。
今度は音がした屋根裏を見せて頂き、どこから浸水したのか確認するようにしました。屋根裏に入ると、確かに音がした箇所には断熱材・グラスウールの上に黒ずんたようなシミ跡がありました。以前にも雨漏りしていたので、今回のものがどれか判明は難しいのですが、屋根に上がりその付近を調べる事にしました。
上がってみると、最初の調査時にも怪しいと思われていた隅棟の補修した部分より軒先にむけて平部の瓦を撤去してみたところ、屋根下地に貼り付けている防水紙に雨水が流れたようなシミ跡がありました。
隅棟の全体の長さの約半分近くをラバーロックした跡があり、その付近の平部の瓦にもラバーロックした跡が見られました。
コーキングでズレ留めをしたつもりが、逆に雨水を密閉する事になってしまい、結果、赤土を通って下に下に浸水していったようでした
。
また、他にも平部の瓦の上下の重なり代には、ほこりが溜まって流れた雨水が瓦上部の水返し部を超えて白くなっている箇所がありました。
全ての平部を掃除する事は難しいので、今回撤去した分だけでも、ほこりを取り除き掃除をして、調査を終えました。
以上で、
安芸郡熊野町 複数の浸水経路による雨漏り調査は終了です
。
前回の工事で、ある程度の雨漏りが止まったものの、今回は複数の浸水経路がある事で一度には雨漏りが止まりませんでした。
Y様にご説明・納得して頂き、問題の隅棟を積み直す工事を次回する事になりました。
一見すると一度に工事をしてしまった方が良いようにも思えますが、それではどこに原因があったか不明瞭になり事があるので、遠回りに見えますが、1つ1つ問題解決を行いながら、工事を進めています。
本日も最後までご覧頂き、有難うございました。
前回の工事の様子はこちらからご覧ください
⇒「
安芸郡熊野町 棟瓦ズレによる雨漏り修理に伺いました
」
初回の調査の様子はこちらからご覧ください
⇒「
安芸郡熊野町 雨漏りにより天井にシミと雨音がするとのご相談です
」
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