海田町にて塩害による長年の雨漏りに悩まされて雨漏り調査
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今回は、海田町にお住まいのM様より「
長年の雨漏りにて困っている。板金屋根が悪いと言われ塗装したが止まっていない。何とかして欲しい
」と大変お困りのご連絡を頂きましたので、急ぎ屋根調査に伺う事にしました。1階の屋根と2階屋根の一部は、板金屋根になり、そこを塗装すれば雨漏りが治ると考え、数年前に塗装屋さんに工事をしてもらったそうですが、一向にとまる気配がないので、今回お問い合わせをして頂きました。
まず2階の雨漏りしている箇所を見せて頂きました。
天井のクロスが剥がれて、壁まで腐食しているのがわかります。通常の雨では漏らないようですが、雨が長いと天井裏にポタポタと音がするようです。
雨漏り箇所から、2階屋根の位置を特定して、今度は屋根の上から雨漏り箇所を確認する為に、その場所を調査していきます。
確かに、1階屋根の瓦棒、2階屋根の一部の横葺き板金屋根は塗装がされて綺麗な感じですが、瓦屋根はどうなっているでしょうか。
まず、軒側の瓦を外すと、未塗装の板金屋根が現れました。海が近いという事や、未塗装であった為に以前の板金下地が腐食して錆びている状態でした。
さらに、それより棟側に瓦を取り外していくと、屋根下地が粉まみれになった状態でした。
これは”塩害”により瓦が溶けたようになっている為です。瓦の中にも、海の塩に対して弱いものもあり、沿岸部であればできるだけ塩害に強いものを選んでいかなくてはなりません。
上の写真がまさにその塩害により瓦の重ね代部分が溶けたようになった状態のものです。露出している箇所はある程度洗い流されるのですが、重なっている部分は毛細管現象により、ある程度湿気っている状態が続くので、そこに海水の塩分が残り、長い年月をかけて、瓦をも溶かしていくのです
以上で、海田町にて塩害による長年の雨漏りに悩まされた雨漏り調査は終了です。
次回は、沿岸部にも強い屋根材をご希望なので、見積りとご提案をお持ちしたいと思います。
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