竹原市 谷部・平部の葺き替えが終了。鬼瓦を取り付ける手前です
本日もブログをご覧頂き、有難うございます。お盆終わりの台風
や、早くも11号が発生している今日この頃。あと1週間で8月も終わりに近づき、台風シーズンがやってくるので、
皆さん、台風への準備を早め早めにしておいて下さい。勿論、その為の無料点検も お受けてしておりますので、お気軽にご相談下さい。
前回に引き続き、竹原市U様邸の瓦屋根葺き替え工事にお伺いしております。
屋根が大きいので、養生シートも必要な箇所だけ剥いで作業をして、急な雨
でもさっと被せて工事を中断できるようにしております
。
U様邸は、一般的なさんかくの屋根ではなく、入母屋になっており、また下屋根も上屋根と同じぐらいの大きさがあるので、材料を運ぶのも一苦労です。こちらは、違う面が重なる”谷部”の谷板ですが、これより適正な長さに加工していきます。
又、今回はステンレス製での谷板を使用しております。昨今では、ガルバリム製の谷板もご用意しております。
こちらは、雪止め金具ですが、雪止め用としての使用ではなく、この上に下り棟とよばれる意匠性の高い棟が工事するのですが、
何かの加減で雨水が浸入しても良い様に、この場所に瓦を粉砕したものを並べ水はけがよくするようにします。そして、瓦の粉砕したものが滑り落ちない様にする為に金具を取り付けています
。
にわか雨が降ってきて、少しバタバタした時ですが、
こちらの写真に瓦が割れたようなものを並べているのがみえますが、あとから整理して先ほどの雪止め金具に引っ掛かるようにしていきます。
また、鬼瓦を据える場所として、丸い円柱状の瓦を取り付けていき、巴付近でさらに加工しています。
巴の形状にあわせて、こちらの丸い瓦(5寸丸瓦)を加工しております。こちらは電動工具にて瓦を削っており、
瓦は、その屋根に合うように調整していくのも魅力の一つといえます。
棟際の加工した瓦には、電動工具を用いて穴を開け、
瓦がズレない様に釘を打ち、あとからコーキングにて防水処理を行います。
棟際までの瓦の加工ができれば、平部としての工事は終了です。以上で、竹原市 瓦屋根の葺き替え工事、平部・谷部が終了しました。
瓦の中でも、この和型と呼ばれるものが日本の気候・屋根には総合的にみて一番合うものだと思いますが、
昨今の異常気象に対応するためには、施工する側も、さらなる勉強が必要だと感じております。
本日もブログを最後までご覧頂き、有難うございます。
消費増税も台風も近づきつつありますが、どんな時でも安全第一で取り組みたいと思います
。
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