江田島市I様邸 山際の倒木から見事に復活した屋根工事の完成です
今回は、江田島市I様邸の裏の竹林から木が倒れて屋根が壊れたので復旧工事としての続きです。
今回は、平部の施工からとなります。まずは、軒瓦から
です。軒瓦は一番雨風の影響を受けることから、固定釘は
他のものより1点多い3点固定(赤丸印)になっています。
写真の黄色印で囲った箇所は、メンドとよばれており、
青矢印のように小動物などが瓦下に入らないようにふたを
するものです。ここではプラスチック製のものを使用して
いますが、装飾性を出すのにしっくいを詰めたり、
同質の瓦製のものもあるようです。
屋根の端部は、前の写真の軒先と同様に、ケラバがあります。
そのケラバ部からも小動物が入る恐れ
があるので、ウレタン材にてカバーしていきます。
あとは順々に瓦を取り付けていきますが、瓦の
隙間に注意
しながら固定していきます。また、壁際は軒先に対して水平とは限らない
ので、寸法を測りながら、壁際にちょうどに
なるように加工していきます。
ここでは、短いですが棟があるので、このように
丸い瓦でふたをするように工事していきます。
棟というと、鬼瓦とかをイメージしがちですが、
絶対取り付けなければならないというものでは
ないので、ここではシンプルな形に仕上げて
いきます。
壁際まで、平部用の瓦を取り付けられたら
壁際の工事に移ります。
壁際工事は壁ノシという棟に使用する四角い瓦を
棟を作るように工事していきます。
まずは、下地になる南蛮しっくい(シルガード)
を準備していきます。
壁際のノシ瓦が取り付けられたら、木が倒れてきた
箇所の復旧工事は完了です。
別の場所で、軒先の鼻隠しのモルタルが落ちていた箇所も同様に復旧できて完了です
。
最後にI様より
「屋根にある落ち葉も何とかしてほしい」と
ご要望があったので、掃除させて頂きました。
やはり、山際・裏山が近いおうちには落ち葉が
溜まるものなので、同じ状況の方は定期的に
掃除・点検されてみてはいかがでしょうか。
この他にも、谷と呼ばれる雨水が集まるところにも
落ち葉がたくさん溜まっていたので、綺麗に掃除
させて頂きました。
以上で、江田島I様邸の竹林から気が倒れて屋根が
壊れた復旧工事が終了です。
落ち葉が溜まって、すぐに雨漏りになるという事は
ないですが、いわゆる『すがもれ』という状況に
なるので、気を付けて下さい。
困ったときは、遠慮なく「街の屋根やさん広島呉店」
にご連絡下さい。
本日も最後までご覧頂き、有難う御座いました
。
8:30~18:00まで受付中!
0120-959-689