屋根に”鼻”があるって何のことでしょうか?
今回は、お客様からお問い合わせを頂き疑問に思われた事に対してお答えする形でコラムとして残したいと思います。「以前、違う業者の見積りの中に”ハナカクシ”って書かれてて何かなとおもったんだけど・・」
ハナカクシ→正式には『鼻隠し』と書きます。屋根のどの部位なのか、又それに付随する場所の名前も改めてご紹介したいとおもいます。
まずは、標準的な屋根で説明したいと思いますが、鼻隠しを説明する前にその場所に関係する場所も説明して行きたいと思います。
どの屋根にもある部位です。屋根が家を雨から濡れないように傘を被っているとしたら、一番外に向いている場所でしかも、降った雨水を樋(とい)に流す はしっこの部分になります。
軒(のき)のように、場所を指す言葉です。軒が樋のそばにあるとしたら、ケラバはその軒に対して縦に展開している場所のことです。そして、そのケラバの傍にある部材が次の言葉になります。
そのケラバ部から地面に向いて垂れ下がっている、まさしく板状の事です。板と書かれているぐらいなので、木製のものも多いのですが、その材質は他に、モルタル・板金・窯業系と大きく4種類になります。そして最後に
鼻隠しとは、先に出た言葉の破風板と同様の板状の事で写真で見ると軒部の樋の金具を止めつけるている、もしくは樋の鵜r側の部材の事です。
破風板同様、種類に4つありその役割は垂木が見えないようにする為の美観的であったり、雨風から屋根下地を守る防風防雨対策としての役目もあります。
なので、外壁と同じように痛んできますが、材質によってはメンテナンス方法も違ってきます。
このように、一般的ではない言葉ではありますが、屋根を説明する際には非常に出てくる言葉ではありますので、分からない言葉は、無理にわかったようにせず、分からないならわかるように工事業者に説明を求めてる事も、よりよい工事をする為に必要な事なので、恥ずかしがらずめんどくさがらず是非確認するようにして下さい。
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