江田島市にて瓦がズレて大丈夫かどうかの現場調査です
本日もブログをご覧頂き、有難うございます。
今回は、江田島市にて「
瓦屋根のズレが気になり葺き替えを考えているので、一度見に来て欲しい」とご連絡を頂きましたので急ぎ屋根調査に伺いました
。今回のお客様T様は、建築会社にお勤めしていたという経歴もある為、お家の事はDIYである程度はリフォームされてきたというかなり住宅にも詳しい様子でした
。ただ、屋根だけは高所作業という事と専門的な知識が必要という事もあり、ネットで検索して頂き、ご連絡して頂きました。
屋根に上がる前に、お客様と一緒にドローン撮影にて屋根の様子を一緒にご確認して頂きました。
初めてドローンをご覧になったとの事で、終始驚きと「かっこええー
」と興奮しておられるのが印象的でした。
ドローンを使ってのメリットはなにより屋根に上がらずして、お客様と同じ時間で屋根の様子を確認できるという点です。ここでも、母屋の屋根と離れの屋根が隣接している為、
通常ある母屋の屋根の一部がなく板金の谷部になっている為に落ち葉などが溜まりやすくなっていました。
こちらの写真ではサイズを縮小している為に分かりずらくなっていますが、母屋の軒先に近い部分(赤線で囲った箇所)が、本来なら横のラインが揃っているところ少しガタガタになっているので、ズレているのが分かりました。
又、以前に屋根に上がっていた温水器の跡が変色していたり、先程のズレの説明すると「
あーなるほど」と納得して頂きます。つまり、可視化して説明できるという事が、ファーストコンタクトにおいてお客様と工事会社のズレをなくし、よりよい工事提案をする事ができます。
先程のドローン撮影を踏まえて、今度は実際に瓦のズレやその他の劣化具合を確認していきます。
まず屋根下地を確認します。築年数からもおおよそ確認はできていましたが、土葺きになっていました。
この赤土が断熱材代わりにもなっておりましたが、数十年すると赤土と一緒に上の瓦もズレてきて、修理の難しい状況になります。
また、こちらは下り棟と隅棟という部位の取り合い部分がトンネル状になる箇所ですが、周りのしっくいが剥がれてトンネル部分が詰まったようになっています。
先程ドローンにて確認した瓦がズレていた場所まで来ました。瓦の隙間が指が2本以上入るぐらい空いているので、上下の重なり代があまりかかっていない状況でした。
軒先を確認すると、軒樋を飛び出してはいなかったのですが、部分的には軒樋を飛び越えそうな箇所もありました。このままにしておくと、少しずつ少しずつズレてくるので、今すぐに雨漏りの恐れはないのですが、将来を見据えて葺き替え工事を計画された方がいい事をお伝えしました。
以上で江田島市にて瓦がズレて大丈夫かどうかの現場調査は終了です。
次回は、こちらの屋根を葺き替える見積りをご提案したいと思います。
今すぐ葺き替えたいのではないけど、屋根がどんな状態か気になるというお客様は、ドローンを使って一緒に状態を確認できる「街の屋根やさん広島呉店」まで気軽にご相談下さい。
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