東広島市 平屋建て築44年のスレート屋根からの雨漏り現地調査
本日もブログをご覧頂き有難うございます
。
今回は、東広島市のお客様S様より
「平屋の築40年以上の建物ですが、前から雨漏りがして葺き替えの見積りをお願いしたい」
とのご連絡を受け、急ぎ現地調査に伺いました
。
まず、雨漏りしている部屋の状況を確認させて頂きました。
特に北側の角の部屋の雨漏りが酷いようで、まだ南面は雨漏りしていないようでした。
天井板が変色しているのが分かり少したわんでいるのが確認できました。
その部屋の外側の壁より出ている屋根の天井・軒天1枚大きく外れているのが分かります。
恐らく、屋根からの雨水侵入が下地まで浸食して、軒天の釘を留めている箇所を緩めている可能性があります。
それを屋根に上がって確認してみたいと思います。
台所換気扇の周りからも雨が流れてくるとの事でしたので、
良く確認してみると、どうやら以前に修理に入った跡としてモルタルが塗られているようでした。
ここからか、もしくはそれよりの屋根からの可能性もあるように見えました。
南側から上がってすぐに確認できたのが、軒樋に詰まる苔でした。しかも、お客様が玄関出た近くの上合より溢れて出てくるという事を言われていたので、
完全にエルボーの辺りまで詰まっているようでした。
こちらが南面の屋根です。
スレートの端部が黒ずんで、本体のほとんどが白っぽい感じになっていました。
これは塗装をして、おそらく重ね口に縁切りもしくはスペーサーというものをしてなかったが為に、水が入り込んだ跡でした。ただ、こちらは歩いてもまだ歩ける感じなので、
下地までは腐食していないようでした。
棟板金です。
こちらも全体的に錆びて、留めの釘も錆びて強度がないようでした。
北面です。
驚いたことに、こちらは北という事で日当たりが比較的悪い事もあって、スレート屋根の上からでも状態が悪いのが分かる感じでした。
トップライト周りの補修跡です。以前、入居されていた方が途中で付けたトップライトらしいですが、工事の最中に割れたか、コーキングの跡が見られますが、スレートの端部が塗料でくっついているので、コーキング補修では、防水効果はなかったでしょう。
以上で、東広島市のお客様のスレート屋根の現地調査は終了です。
お客様には次回、カバー工法でのご提案をさせて頂く事にしました。
梅雨の時期もさしかかっているので、できるだけ早めにご提案して、お客様の不安を解消できればと思っています。
本日も最後までご覧頂き、有難うございました。
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