呉市N様 天井の雨染みに気づき、屋上防水屋根の調査に来ました
今回は、呉市のN様より雨漏り調査のご連絡を頂きました。
「昨年の豪雨災害後ぐらいに実家に戻り、1か月程前に実家を整理していたら、天井が雨漏りしているのに気が付いた、見に来て欲しい」との事でした。
着いてみて分かったのですが、屋根を点検するには非常にお隣と近く、ハシゴをかけるのが難しい場所でしたが、
なんとか掛けて屋根の状況も確認できる事ができました。
では、まず雨漏りしているお部屋から確認させて頂きました。
案内されたのは、2階の部屋でしたが、北側の天井クロスが雨染みで変色しているのが分かります。
色の濃さからして、かなり前からのようでしたが、壁までは傷んでいないようでした。
同じ部屋の南側の天井クロスも雨染みが出来ていて、こちらも色が濃くなっています。
こちらもどうやら壁までの雨漏りには繋がっていないようです。
別の部屋の壁際です。
昔の住宅にはよく使用された壁材で砂壁・綿壁というのものがありますが、繊維質から恐らく綿壁だと思われますが、
N様のご両親が雨漏り修理として、壁の白く見えるのがコーキングをしたとの事でした。
こちらは、現在雨漏りがあるかどうかわからないとの事でした。こちらは先ほどの北側の雨シミがあった部屋との境なので、関係はありそうです。
屋根に上がってみました。
雨漏りがあった部屋は、写真の奥になるグリーンの屋上防水が施されている屋根のようです。
近くに行って詳しく調査してみたいと思います。
雨漏りがあった部屋の屋根は屋上防水の中でも塗膜防水を行った跡のある屋根でした。
昔の塗膜防水の防水層はだいたい黒色が多かったので、ところどころ剥がれて黒く見えているところが下地の防水層のようです。
そして、その上からトップコート、いわゆる防水層を守り長持ちさせる被膜のような役割ですが、その役目のトップコートがグリーンという事になります。
メジャー(長さを測る道具の名称)を使って、壁の位置を検討をつけてると、そばにクラックというヒビがあるのが、分かりました。雨漏りした位置は、丁度この位置の線状のそばにあり、防水層が割れて、雨水が侵入した恐れがあります。
以上で、呉市N様の防水屋根の現地調査は以上です。
ご近所回りが非常に密集していて工事をするとなると、なかなか難しいところですが、次回報告書と見積り提案をN様に行いないと思います。
屋上防水で「なんか雨漏りしてるかも・・」と思われた方は、まずはご相談下さい。
お困り事を必ず「良かった」に変えてみせますので。
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