呉市S様邸にて2階和室天井より雨漏りするので現地調査に行きました。
今回は、呉市のお客様で「2階の和室天井から雨漏りがしていたようです。いつからかは分からないけど、見に来てくれますか?」というお問い合わせがありましたので、現地調査に伺いました。
場所は、山際という事もあり周りに木々が沢山あって、落ち葉などの詰まりも考えられそうだなと感じました。
まずは、部屋の中から調査させて頂きました。
天井板の中央が薄く色がついたようにシミになっていました。あまり2階には上がられないとの事でしたので最近気が付かれたそうです。
2階にあがってみました。
寄棟という形の屋根でしたので、まず平面の瓦の割れがないか、隅棟と大棟の突き当たりのしっくい等が無くなっていないかがポイントになります。
このように、寄棟とは文字通り平面と平面が突き当たっている箇所が多い屋根になりますので、
その接点になる箇所は雨水の浸入する恐れがあるところです。
また、山際という事もあって、落ち葉などが樋に詰まり泥状になり集水器の真上でしたが、排水機能がなされていないようでした。
問題の雨漏りしている箇所は、先程の平面と平面が寄せている隅棟という箇所と一番上にある大棟と呼ばれている箇所が突き当たる所でした。
しっくいが剥がれて、写真を拡大したら大棟の台土の奥に何かうっすらと瓦の断面のようなものが見えます。恐らく、ここに雨風が吹き込み屋根下地に浸み込んだ恐れがあります。
以上で、今回の和室天井に雨漏りした呉市のお客様の現地調査は以上です。
普段は1階で生活して、最近は2階に上がらないから分からないというお客様は割とおられます。
もし、2階に上がるのがしんどい、足が痛い又、そんなご両親が近くではないが県内にいるけど一度見て欲しいとご心配のお客様はお気軽にご相談下さい。
本日も最後までご覧頂き有難うございました。
いよいよ寒さも冬らしくなってきましたので、
皆さん
暖かくして冬本番に備えましょう。
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