東広島市志和町にて工場のスレート屋根の雨漏り調査です
今回は、長年雨漏り
で苦労された東広島市志和町にある工場にやってきました。
工場
といえば、皆さんがイメージされるように大きな、そして沢山の従業員の方が作業されているそんな感じですが、まさにそんなイメージの大きな工場でした
。
ただ、建物が会社の成長に合わせて、増築
されたところがあり、その不具合も今回の雨漏りの原因になっていました
。
今回は、複数の原因により、割と範囲の広い雨漏りでしたので、程度絞ってご紹介したいと思います
。
こちらは、工場の中では比較的新しい
建物のようでした。
最初の雨漏りは、部分的だったのが今では部屋の中心から波状に広がっているとの事。
目で見て確認しても、スレート屋根の本体はそんなに傷んでいないような感じでしたので、屋根の上に上がってみました。
これは部分的ですが、こちらの屋根全体に苔がびっしりと生えていました。苔はスレート屋根の上下左右のスレート同士の隙間にも入り込んでいましたので、雨が降るとスポンジのように吸い込み そこから雨漏りしたと思われます。
この屋根は北側を向いており、また工場の北側には特に何もなく、山の木が生い茂っているところでしたので、苔にはもってこいの環境だったといえます。
次に工場と工場の間に、バンポーライトという太陽の光も取り入れられるような透明なスレート材を使用した場所の雨漏りです。
従業員の方が知恵を絞ってブルーシートで養生されているのが分かります。
ただ、皆さん大雨が降ったら降ったで、半ばあきらめている、そんな大変な状況でお仕事をされていましたので、お話しを聞いてなんとか解決のお手伝いがしたいと思うようになりました
その屋根に上がったら、かなり色々なところが傷んでいるのですが、決定的な箇所が
赤丸印で囲った箇所は奥から水が集まり流れてくる谷と呼ばれる箇所ですが、
なんとその中に丸いパイプのような樋(とい)という屋根にかかった雨水を排水するものが入り込んでいました
。
これでは、大きな屋根がある工場の排水機能を阻害するだけでなく、この樋自体も劣化が進んでしまいます。
今回の現地調査は以上です。
今回は、絞ってのご紹介でしたが、一般住宅でも大きな工場でもやはり定期的な点検が建物の資産価値を高めると改めて感じました
。みなさんも、不安になる前に是非お問い合わせ下されば、適切なお手伝いをさせて頂きます
。
次回は、工事のご提案と見積りをお持ちしたいと思います。
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